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■目標値を計算する その1



次は買い(売り)シグナルが出た場合の目標値の計算の仕方です。
まずは水平計算方式からいきます。

下のチャートを見て下さい。



見づらいですが、1の矢印の場所でダブルトップ、2でトリプルトップを形成しています。
シグナルが出た場合、まずそこまでの保合い形成の列数を数えます。
この時、シグナルが出た列から左へ数えるのですが、1番多い場所を数えます。
1番多いところの途切れた所が終わりです。

つまり1の場合は4列、2の場合は7列になります。
次に、その列数に3枠分の金額をかけます。
このチャートの場合、1つの○または×は5円ですので15円をかけることになります。
そしてそこへ保合い形成中の最安値を足します。

つまり1なら 4(列) × 15(円) + 81(円)
2なら 7(列) × 15(円) + 110(円) となります。

これを計算すると1の目標値は141円、2の目標値は215円となり
どちらも目標値を越えていることがわかります。
ただし、こういったパターンはとても珍しく、たいがいの場合は押し目を入れながら
上昇して目標値へたどり着いたり、更に高い目標値を出すこともあります。

次のチャートはその例です。


1のシグナルでは 5(列) × 15(円) + 100(円) = 175円
2のシグナルでは 5(列) × 15(円) + 105(円) = 180円

少しながら目標値が上がっています。
もちろんこの後にまた保合いを形成して目標値を高くすることもありますし
メジャードムーブのようにすぐに上がっていくこともありますので
必ずしも目標値に到達したからと言ってすぐに売るという訳ではありません。
もちろん下落する可能性もありますから、売る準備だけは
しておいた方が良いとは思います。

次に下落の目標金額を出してみます。
その場合は買いとは逆に

保合い形成中の最高値 − (3枠分の金額 × 列数)

とするだけです。

保合い形成が長ければ長いほど、この目標金額は高く(安く)なります。
簡単に言ってしまえば、力が溜められていればいるほど
解放された時の力が大きくなる、と言った感じです。

つまり同じ金額で出たシグナルでもダブルトップよりもトリプルトップの方が
目標値は高くなりやすくなります。
(もちろん保合い中の値段の関係もありますので一概には言えませんが。。。)


ただし、この計算法で計算した金額まで行かない事もありますので十分注意は
してください。

この計算方法がうまく行かないパターンを少し書いておきます。
・仕手株などの人為的な株価操作のある銘柄
・ファンダメンタルで何らかの変化があった場合
どこで買う?で説明した3つの約束にあてはまらないシグナル
・決算期など、やはり人の思惑が入る時期のシグナルは注意して下さい。



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