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■目標値を計算する その2



前回は水平計算方式での目標値の出し方をやりましたので
今回は垂直計算方式です。

先にお断りしますが、今回使用するチャートはあくまでサンプルです。
ここで使用した理由はとても転換点がはっきりしているから使用しましたが
実際この銘柄は仕手株ですのであまりP&Fは参考にならない銘柄です。

下のチャートを見て下さい。



面白いくらい下げトレンドと上げトレンドがきれいに分かれています。
垂直計算方式で使うのは「大勢転換後の最初の上げ幅(下げ幅)」です。
このチャートでいくと



わかりますよね?
では次に計算します。
垂直計算方式の計算式は

転換後最初の上げ幅 × 15(円) + その列の最安値

つまりこのチャートであれば

20(マス) × 15(円) + 44(円) = 344円

となります。

な〜んだ届いてないじゃん。。。って思ったでしょう?

そうなんです。
水平計算方式に比べ、垂直計算方式はどうも精度が低いような気がします。
なのであくまで参考程度に。。。という見方が一番だと思います。

ちなみにこのチャートを水平計算方式で計算すると
8(列) × 15(円) + 44(円) = 164円
となり、最初の目標値はクリアしているのがわかります。

女王様の場合、水平計算方式の目標値をクリアしてもまだ上昇力がある場合
垂直計算方式での目標値との中間点、このチャートであれば254円くらいまでを
目標値にしてみます。
ってそれも届いてないですが。。。(笑


そんな訳で垂直計算方式はあまり正確ではありません。
が、使い方によっては水平計算方式より値幅が取れる事も確かですので
水平計算方式と合わせてうまく使用してみてください。
ちなみに売りの場合の目標値の計算式は

転換後最初の下げ幅 × 15(円) + その列の最高値

もうわかりましたね?
P&Fは計算式に法則がありますので、それさえ覚えてしまえば
どんな時でも簡単に目標値が設定できます。
色んなチャートで試してみてください。

ただし、垂直計算方式も水平計算と同じく使えない条件がありますので
よく確認してみてください。



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